雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【読んだ本】絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

化学が発達することで、世界の技術が進歩した。それによる世界の変化の光と影について解説されている。

 

物質とはなんなのか、古代ギリシアから現代までの化学者達の発見やそれをどう活用していったのか書かれてあり勉強になった。

植物と動物の品種改良・医療への貢献、燃料とエネルギーと生活を豊かにするための技術の素晴らしさその反面、依存性のある麻薬やタバコ、環境破壊、兵器としての利用の恐ろしさが書かれてある。

技術が進歩して、便利になるのも考え物だ。

 

面白かったのだが化学の話は難しいと思う箇所が所々あったので、私には化学入門書としてはもう1・2段階易しい本から始めなくてはいけないと気づかされた。

 

【読んだ本】語彙力がないまま社会人になってしまった人へ【超「基礎」編】

語彙力を磨いて、言葉のレベルを上げる。初心者向けの51語が解説されている。

 

言葉の使い方だけでなく、成り立ちなども書かれてあり興味深かった。

読んでいて、知っている・知らない・間違って覚えていたと答え合わせをしている気分になった。「まだ未定」よく使っているが「まだ」と「未定」は意味が重複しているとは知らずにいた。

「戦々兢々」という言葉も解説してあるが、覚えても今の私では使う事は無いだろうなと思ってしまった。会話は語彙力だけで無く瞬発力と表現力も磨く必要がありそうだ。

 

言葉とは難しい。でも間違っていても大体は通じてしまうのも面白い。

【読んだ本】【至急】塩を止められて困っています

戦国時代から江戸時代までの歴史上の人物達が現代ツールを使ったら。

そんなもしもの話。

 

もしメールを使っていたら・下克上度合いのセルフチェック表・大名行列の通行規制看板、今では当たり前だが当時には存在していないものを使って日本史の一部が簡単に書かれてあって面白かった。

なんとなく堅苦しい印象があった歴史が身近な緩い印象に変わったので不思議な気分である。

 

面白かったが私の場合は笑うより、そうだったんだと感心させられた一冊だった。

【読んだ本】「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

1人の時間を使って心と体に向き合い、無理をしない生き方を見つける方法が書かれている。

 

現代は「普通に生きる」だけで疲弊している。

人は群れの中で生きている。所属する群れの価値観などに強く影響を受けている。

無意識でも受けていた群れの中にいる事のストレスを1人で過ごす時間の中で癒やす。

集中している時は自分だけの時間の中にいる。

群れの中で人間は考え方が似通って個性が埋もれてしまう。

他人を変えるのは不可能。変えられるのは自分自身だけ。

人は楽に変わりたいと思っている。楽は無理だと知る。そして、1日5分だけでも実行する事を毎日続けて、少しずつ自分を変えていく。

朝、体を動かして心を落ち着ける事でその日1日の質が上がる。

夜は早く寝て内臓を休ませる。

 

普通が難しいとは日々思っていた。そう思うのは自分だけではないと知れたのも良かった。何事にも早寝・早起きの規則正しい生活は重要なのだと思った。

【読んだ本】嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命

特別な才能が無くても今より人生を豊かにするための生き方、副業(主にブログやSNS)について書かれている。

 

凡人が成功するには時間が必要。

惰性で過ごしていた時間をスキル向上に振り替える。

早寝・早起きの朝型生活に切り替える。朝型生活をすることで無駄な行動を見直せる。

朝日を浴びて適度な運動をして脳の活性化・運動不足解消をする。

副業は継続が大切。楽しそうなこと・興味のあることから選ぶのがコツ。

同じ事を繰り返すだけでなくPDCAサイクルをキチンと回す。

 

コツコツ積み上げなければ結果は手に入らないのがよく分かる。生活改善から始めなくては。

【読んだ本】小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本

小学校6年分の算数の基礎が分かりやすく解説されている。

 

知識は使わないとすっかり忘れてしまうと実感した。

分数の計算のやり方を思い出すのに時間がかかり、体積の計算はすっかり忘れ、

比例・反比例は小学校で習った?と戸惑い、久しぶりに頭をフル回転させた。

小学生時代が思い出されると同時に解けなくなっている自分に打ちのめされた。

本格的に勉強をやり直そうと思わされる一冊だ。

 

読んだ本ではなく考える本だった。

【読んだ本】1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる

ふせんを使った思考の整え方が書かれている。

 

人は忘れてしまう生き物。メモを活用して自分の能力を補助する。

ノート術や手帳術の様に複雑で細かいルールを意識していると思考の邪魔になる。

ノートはふせんを貼る土台、シンプルなルールで後は自由にすると長続き出来る。

ふせんだと、並べ替えや修正も簡単でゆるく使うことが大切。

ひらめきは場所は関係なく一瞬だけ思いつく、すぐに「でも」と悪い方の考えの中に埋もれてしまう。その前にすぐに書き出せるようにふせんを常に持つ。

ひらめきの組み合わせが財産になる。

 

今まで取りこぼしてしまった「ひらめき」が私にもあったかも知れない。そう思うと少し勿体ない。