雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【読んだ本】残穢

ホラー作家の「私」に届いた一通の手紙。そこに書かれていた怪異現象から始まったとある土地の調査の話。

 

人が居着かない土地、その土地の歴史を調べる程に深まっていく怪異と因縁。

調査をしていく様子はミステリーを読んでいるような印象を受けた。

同時に終わりの無い不気味さが纏わりついてくる。

リアリティがあるというのか、現実と創作の中間にあるようで面白かった。

 

気づいたら、息を殺して読んでいる一冊だった