五感の全てを使った美味しさを研究する「ガストロフィジックス」について書かれてる。
食への追求は終わりが無いのだと感じた一冊だった。
食器の感触、空間内の香りや光に流れる音楽など使い五感すべてを刺激してより美味しさを引き出そうとするの料理人達の試行錯誤とこだわりを知ることが出来て面白かった。
美味しさのための一風変わった演出をし、一種の芸術作品を作り上げている様子を読んでいると食事がこんなに複雑になるのかと驚いた。
この研究が進んでいくと食事は完全に娯楽になって、霞を食べるて生きるなんてことが出来たりするのだろうかと空想する。
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