雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【読んだ本】夏への扉

1970年、主人公ダニエルは親友と恋人に裏切られ職場も失ってしまう。

失意の中相棒の猫ピートと共に保険会社の宣伝する冷凍睡眠保険に申し込む。

そこから物語が始まっていく。

 

冷凍睡眠から目覚め30年後の世界に戸惑うダニエル。

未来の技術に驚き、恋人達への復讐、技術者として生み出した発明達を追いながら

2000年の世界を生きていく。

かつての知り合い達が生きている可能性もあるが、30年も経つと新しい技術・変化する言葉で異世界にいる気分かも知れない。

その過去と未来の中で自分の居場所を探していく。

 

作品に書かれている技術は実現していないけど、近い未来には実現するかも知れない。

もしかしたら、小説の世界を生きられるかも知れない。未来には夢がある。