雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【読んだ本】古典とケーキ 甘い再読 愉悦の読書案内

古典作品とその作品に合うお菓子のレシピが紹介されている。

 

「古典はおおむね読破に骨が折れる。読書に疲れるとお茶が飲みたくなる。すると甘いものが食べたくなる。」冒頭での一部分。全くもってその通りだと思った。

そして著者は自分でお菓子を作るまでになり、簡単にレシピが載っている。

繊細で緻密な文章・原作と訳の言葉選び・登場人物達の個性・時代背景、古典作品の魅力が大いに語られている。

 

この本だけでもかなり読み応えのある一冊。

読書をしながらのお茶とお菓子は幸せの時間だ。