雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【本】砂糖の世界史

砂糖の発見から世界中に広まるまでの世の中の変化が書かれている。

 

今では簡単に手に入る砂糖だが、過去には万能薬としてやステイタスシンボルとしてなど常に人々に求め続けられるのには変わらないなと感じた。

そして、砂糖のために奴隷貿易が始まりその影響も現代に残っているのを知ると「価値」が付くことは怖いことでもあるなと思う。

この本を読んでいると、ストレス発散にお菓子を食べる・ダイエットで砂糖を控えるを行ったり来たりしてる自分は随分贅沢な事をしているのかと少し空しい気分になった。