雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【本】魔女たちは眠りを守る

10年に1才年を取る魔女とひとの子の営みを見守る物語。

 

長い時間を生きる魔女が世界のあちこちでひっそり生き、そして魔法でひとの子の幸せの手助けをしている。

生きる時間が違うので見送る事が多くなる寂しさを感じ、それでも導き見守る魔女達の優しさが印象的なゆったり読める一冊だった。

移り変わっていく中で、自分だけは覚えているというのはどんな気分なのだろうと思う。