日本各地での「肉を食べる」と言う事への考え方や技術が書かれてある一冊。
羊・猪・鹿・鳩・鴨・牛・内臓・馬・すっぽん・鯨の10章に分けて狩って食べる、育てて食べる、そしてどうやって食べるのかが書かれてあり興味深かった。
牧場でのこだわった育て方や狩猟での技術を読んでいると皆がいかに命を無駄なく生かし切るかを考えていて感動した。
普段の生活で命を頂いているという感覚が鈍っていたなと思う。
美味しく食べることができている素晴らしさと、食べることの有り難さを改めて実感した。
日本各地での「肉を食べる」と言う事への考え方や技術が書かれてある一冊。
羊・猪・鹿・鳩・鴨・牛・内臓・馬・すっぽん・鯨の10章に分けて狩って食べる、育てて食べる、そしてどうやって食べるのかが書かれてあり興味深かった。
牧場でのこだわった育て方や狩猟での技術を読んでいると皆がいかに命を無駄なく生かし切るかを考えていて感動した。
普段の生活で命を頂いているという感覚が鈍っていたなと思う。
美味しく食べることができている素晴らしさと、食べることの有り難さを改めて実感した。
中世のヨーロッパを中心に実在した職業をゲーム風に紹介している一冊。
ファンタジーによく登場する定番から「何それ」と思うような仕事まで大体見開き1ページでまとめられている。
各職業の時代背景やどんな仕事なのかなど細かく書かれてあり、思っていたよりも文章が多いなと感じた。ゲームの設定集を読んでいるようで面白い。
その時代の常識や情勢があるとはいえ、泣くことや苦行に勤しむ事を仕事にするのだから人間とは不思議な生き物だなと思う。
現代の職業も遠い未来では、今の私のように「何それ」と思われたりするのだろうか。
廃墟に住み、話を聞くだけで相手の悩みを解決する不思議な力があるモモ。
町に現れた時間泥棒に友人達の時間が盗まれてしまう。盗まれた時間と取り戻す物語。
子供の頃に読んだときは、時間泥棒は怖い人達でモモは凄い女の子だと思っていた。
読み返すと、結構考えさせられる。
時間を節約して効率を良くしてもっと上手く生きようとしているのに気がついたら1日が終わっていて、時間が足りないとか何処かへ行ってしまったと思うことがる。
なんだか自分から時間泥棒へ時間を送っているようだ。
今読んでも、違和感を感じないむしろ心に刺さるものがあり児童書とは思えない一冊だった。
時間とは何だ?と少し哲学的な事も考える。
鳥と電柱の関係を研究した話。
電柱の仕組みや役目・電線にとまる鳥たちについて・電力会社と鳥の攻防戦。
電線と鳥、いつもの風景が研究対象になるのかと興味深かった。
どんな種類がとまるのかだけではなく、電線の上・真ん中・下・端の何処にとまるのかを調べていて、そんな所まで調べるのかと驚いた。
疑問に思おうとすればいくらでも出てくるのだなと思った。
電柱について、3種類の柱があることや付属しているものの説明もあり知らないことばかりで面白かった。
外に出れば見かける電線と鳥、電線が無くなればどうなるのだろうか?
鳥の数は減ってしまうのだろうか?もしかしたら、地上で生活する鳥が増えてくる可能性はあるのだろうかと考える。
複雑な事や自分の考えをシンプルに分かりやすく表現する方法が紹介されている。
グラフィック化する事で情報の取捨選択の判断が出来るようになる。
美しく描く必要は無い。シンプルで明確であれば良い。
物事を分かりやすく伝える力と、考える力を一緒に鍛えることが出来る。
言葉で伝える・理解するのが苦手な人に効果的。
描き方のコツや練習もあって分かりやすい。
だが、いざ実行すると頭の中の事を形にするのもそれをシンプルに表現するのもひどく難しく手がまったく動かせない。
人に伝えるのは下手だと自覚していたが、頭の中で散らかった状態で止まっているのだと実感した。