両親が出て行ってしまったタニアは1コインでおつりが来る額で売られている
奴隷ウィリアムを買う。
奴隷は労働力であり同時に装飾品(処分あり)という世界でウィリアムは奴隷という
扱いを受け入れているが歪んだりしていない。タニアも両親共が恋人を作って出て行ってしまったのに前向きでたくましい。そのおかげか2人共厳しい人生を送っているが、
悲壮感はない。
対等になろうとするタニアと周りのタニアへの評価を心配して一線を引こうとする
ウィリアムが少しずつ歩み寄って家族になっていく。
優しい2人が幸せになってほしいと思いながら読んでいる。
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