主人公のヴァンは現代でミステリーオタクだった記憶を持っている。
魔法が発達した世界で憧れていた古き良き名探偵を目指して国立学校へ入学する。
そこで出会った友人達と、首なし姫殺人事件に巻き込まれる。
転生者ヴァン・大貴族の当主レオ・没落寸前の貴族キリオの3人が事件に関わっていく。生きている時代とそれぞれの立場の影響か実際の年齢より精神年齢が高い印象だ。
それに友人というよりは目的の一致した同志という関係のようだった。
話の前半は異世界転生のファンタジーとして進み、後半から事件が起こる。
なのでミステリーと思って読むと少しテンポが悪いかも知れない。
魔法が存在してもこの世界でのルールなどはっきり書かれている。
名探偵の代名詞はホームズ、大魔法使いの代名詞はマーリンなのだろうか?
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