鳥類研究はどんな事をしているのか、面白く書かれている一冊。
主に小笠原諸島での鳥の研究の話。
調査において外来生物を持ち込まない様に密室でバルサンを炊き対策し、日焼けに悩み、夜は虫との戦い。そこまで苦労しても成果が得られる保証はない。
研究とは精神力だけでなく体力も必要なのかと思った。
環境保全の為に外来生物への対策や考えが書かれていると思ったら、チョコボールのキョロちゃんについても考察している。
鳥の守備範囲が幅広い。
全編において笑いながら読めた。
著者の文才の4分の1だけでも欲しいと思う。
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