雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【読んだ本】狐笛のかなた

人の心の声が聞こえる小夜と呪者の使い魔となった霊狐の野火。

領主達の土地を巡る争いに巻き込まれながらも、立ち向かっていく和風ファンタジー

 

人の住む世とカミガミの住む世その間のあわいがあり、不思議な力が満ちている世界。

小夜の母親も関わっていた領主達の憎み合いと呪い・呪者に縛られる野火。

お互い想い合うも呪いに苦しめられ、抵抗していく。

人の優しさと怖さが書かれていて、結末にはほっとしたがなんとも切ない印象が残る。

 

読んでいると森の匂いがしてくるようだ。

【読んだ本】眺めるだけでワクワクできる 彩る手帳アレンジ

24人の手帳の飾り方と文房具の使い方が紹介されている。

 

私の場合は参考にする為ではなく、どんな風に文房具が活用されているのかや飾り方・手書きの文字を眺めること自体が楽しい。

ある種の作品鑑賞になるのかもと思う。

ただ読みやすい綺麗な字を見ると、少し意識して書いている。

 

手帳をアレンジする事を習慣にすればセンスも磨けるだろうか?

【読んだ本】おもたせしました。全3巻

主人公の轟寅子が仕事の訪問先で手土産と共に文学について語るグルメ漫画

 

全巻、1話完結の短編。

主人公の寅子がどんな仕事なのかはハッキリとは描かれていないが、文学関連の書籍に関することのようだ。そのやり取りで彼方此方を手土産をもって訪ねていく。

登場する手土産は読んでいてもどれも美味しそうでとても興味を引かれる。お酒もよく登場している。そして、一緒に語られる文学の話も面白い。

ただ、主人公が手土産を自分も食べる前提でいるような印象があり、違和感というのかその部分だけは好きになれなかった。

 

おもたせ」という言葉、恥ずかしながらこの漫画で知った。

【読んだ本】一日がしあわせになる朝ごはん

朝ご飯の面倒くさいを楽しみに変えるレシピ本。

 

パンやご飯にのせるだけな簡単なレシピが沢山載っている。

中身も読んでも楽しめるようになのか、結構賑やかだ。

朝ご飯は食べない時がよくあるが、フルーツだけでも朝ご飯になるのだ。

ほんの一手間でキチンとした朝ご飯の形になるのだから食べようと思う。

 

しあわせになる食べ方を見つけたい。

【読んだ本】おじいちゃんとパン

おじいちゃんと孫の男の子、2人で食べる甘いパンのお話。

 

パンの絵や食べている様子がとても美味しそう。

おじいちゃんはパンに甘いジャムやあんこを塗って食べるのが好き。

そして、しかたねえなと言いながらちびすけと一緒に食べる。

時間が経っても変わらず一緒にパンを食べる、そんな関係がとても素敵だと思う。

 

絵も文の可愛らしい目の保養になる一冊だった。

【読んだ本】デブビンボー思考をやめて一生太らない体になる!

金銭管理と健康管理を同時に実行しているコミックエッセイ。

 

こんにゃく等で食事量のかさ増し・水を持ち歩く・掃除と運動を一緒にするなど、描かれている事はよく知られている内容だと思う。だが気づいたら弛んでしまう自分には心に刺さる一冊だった。

食事は生命維持と同時に気軽な娯楽になってしまっているから、つい楽な方へと向いてしまう。注意しなければ。

 

食べることに浪費し、ダイエットに浪費するとはなんと無意味なことかと改めて思う。

【読んだ本】脳の強化書

脳は死ぬまで成長する。自分の脳を鍛える66の方法が紹介されている。

 

脳という地図には120の番地がある。系統ごとに8つに分けられる。

番地はそれぞれ繋がっている。繋がりの強化することが脳を鍛えることになる。

繋がりを強化するには経験を繰り返すより新しい刺激が必要。

日々の習慣の中に取り入れられる、小さな刺激が思考系・記憶系などの8系統別のトレーニングがある。

 

読んでいると、自分の中にもまだまだ成長の余地があるし、今からでも遅くは無いと思える。