雀のつづら

読んだ本や気になった物について書いていく

【読んだ本】「気遣い」のキホン

「気遣い」は性格や先天的なものではなく、誰でも身につけられる技術である。

 

どれだけ能力があっても、気遣いが出来ないだけで足かせになってしまう可能性がある。

相手の様子を知るためにも一声かけることが第一歩。

挨拶・感謝の一言を積み重ねて習慣にすることで良い関係が作れる。

質問は「あなたを知りたい」(オープンクエスチョン)の形でする。

話を聞く時は顔を見ながら、頷き、相づちを連続して同じ言葉を使わずに打つ。

積極的にアドバイスを求めることが成長に繋がる。

相談と報告をキチンとするのも気遣いである。

人と接していない時の表情を案外見られている事や感情は態度に表れることを意識する。

ストレスなく意見を伝えるときは「私はこう思っている」と自分を主語にする。

気になるものに視線を向けない・余計な事を喋らない・触れずに放っておくの3つを出来るようにする。

 

適度な「気遣い」のさじ加減が難しい。

言葉遣いや態度は意識していたが視線はあまり意識していなかった。気をつけようと思う。

【読んだ本】先延ばしは1冊のノートでなくなる

先延ばしをやめて仕事と人生の質を変える方法が書かれている。

 

先延ばしをしても解決していない事を抱えているストレスで肉体的・精神的・頭脳的に疲れてしまう。労力を使うなら成長へ使おう。

先延ばしをやめるためには北極星のようにブレない「ぶっとんだ目標」を作る。

目標を見つけるには、現実可能かは無視をしてダメ出しをせずに思いつくままに沢山書き出す。思いつかなければ、絶対にやりたくない事・嫌な事を書き出して逆の表現にしてみる。

書き出した目標を達成している場面を想像、または絵や写真で作り具体化する。

目標と目的を混同しない。目標を達成する事でどんな未来になるか、なぜ達成したいのかを考える。

目標が偏らないように仕事・社会貢献、お金・モノ、時間、人間関係、心身の健康、学び・趣味の6つに分類する。

最初に分類した6つの目標をノートに書く、次にノートの1ページを4分割する。

  • 1分間で4分割したページの左上に昨日の嬉しかった事・感謝した事・良かった事を書き、右上に書いた事の気づき・感じた事を書く。
  • 目標ページを10秒眺める。
  • 1分間で左下に目標実現のためにどうするかを書く。1日の理想の終わりの状態を想 像する。
  • 1分間で右下に目標実現のために10秒で出来るアクションを書く。

計3分を毎朝行う。10秒アクションが完了したら赤ペン等で消す。

1週間ノートを続けられたら「ご褒美」を用意する。

続けられなくても自分を責めない。代わりにどうすれば実行出来るかを考える。

 

先延ばしは楽な方へ逃げていると思っていたが、先延ばしも疲れる事だという考え方は目から鱗だった。

【読んだ本】フランス人は10着しか服を持たない2

フランスで学んだシックな生き方を家で実践する方法が書かれている。

 

シックな生き方とは着飾ることではなく、何事にも慌てず穏やかに生きる事、内面のことである。

日常を大切にし、当たり前を楽しめる工夫が出来る暮らしの達人になる。

いつ人が訪ねても大丈夫な様に部屋を保つ。

毎日、小分けにした掃除のスケジュールを組む。

タイマーを使って15分間の区切りを作り、作業をする。

朝の目覚めによって1日が変わる。朝日を浴びる・部屋の換気をする・コーヒーやお茶を楽しむ・ストレッチをするなどして英気を養って1日を始める。

移動は徒歩や階段を使い日常に運動を取り入れる。

寝る前は刺激を入れずに静かな空間で過ごす。

 

前作の応用編といった印象だった。

平凡な事をおざなりにせずに大切にすることで特別な事に変えられるのだろう。

【ゲーム】MAD RAT DEAD

実験用ラットのマッドラット。死後、ネズミの神様から1日だけやり直す権利を貰う。

そこから始まる人間への復讐劇。

 

なぜネズミの神様が現れるのか、しゃべる自分の心臓、不可解な事が起こる中でも復讐に向かっていく予想の付かない展開だった。少し暗い話だがキャラクターは可愛い。

リズム+アクションゲームというのは初めてで面白かった。

BGMも中毒性があり聞いているだけでも楽しい。

だた難易度が高い印象だった。一番優しいモードでも成績が酷いものだった。

 

同時に2つの事をするのが中々上手く出来ない。

【読んだ本】古典とケーキ 甘い再読 愉悦の読書案内

古典作品とその作品に合うお菓子のレシピが紹介されている。

 

「古典はおおむね読破に骨が折れる。読書に疲れるとお茶が飲みたくなる。すると甘いものが食べたくなる。」冒頭での一部分。全くもってその通りだと思った。

そして著者は自分でお菓子を作るまでになり、簡単にレシピが載っている。

繊細で緻密な文章・原作と訳の言葉選び・登場人物達の個性・時代背景、古典作品の魅力が大いに語られている。

 

この本だけでもかなり読み応えのある一冊。

読書をしながらのお茶とお菓子は幸せの時間だ。

【読んだ本】この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ

会社でつらくなった時の対処法、自分で自分の身を守る方法が書かれている。

内容も見出しとマーカーが引かれた部分だけを読んでも分かるようになっている。

 

頑張りすぎない為に常に100%の力を出さずに普段は60%、忙しい時や必要な時に100%の力を出すようにする。

ポジティブな考えが出来るのは余裕がある時。無理してポジティブになろうとしない。

心と体の出す不調のサインはそのままにしないで早めの病院。傷が浅いと治りも早い。

会社での代わりはいる。自分の代わりはいない事を忘れない。

病院の受診、診断書のもらい方、休職や傷病手当の利用についても詳しく書かれている。

辞めずに調子と環境を整えるのか、本当に辞めるのか、自分を守るためにはどうするのが一番かを考えるための一冊だった。

 

何かあったら、ではなく何も無くても万が一の為に最初から逃げ方を知っておくのも大切だと思った。

【読んだ本】手取り17万円からの貯金の教科書

節約の基本のやり方が説明されている。

見開き1ページに1テーマで書かれてあり読みやすい。

 

節約はただ削るのではなくモチベーション維持のためにも緩急をつけることが大切。

スペースのムダ・時間のムダは浪費である。

「もしかしたら・いつか」と考えるものは買わない、保管しない。

「あったらいいな」は本当に必要になるまで買わない。

クレジットカードは引き落とされるまでは借金と認識する。

投資の中で一番リターンが大きいのは自己投資。削った分を有意義な事へ足すのも大切。

 

数年前に出版された本だが節約の基本を知るのには良いと思った。

お金は生活には必需だが、扱いが難しい。